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「どんな思いで産まないって決めたんだろ」
「何が彼女たちの決断の支えになったの?」
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女性の幸せの多様化が進んでいる現在、子供を産まないという選択は一般化しつつあります。
とはいえ、女性からしたら子供を産まないという選択は人生最大の決断と言っても過言ではないですよね。
「正直、結婚しても子供を産みたいとは思ってない・・・」
と思っていても、周りからの「産め」という遠回しの圧力を感じたり、子無しハラスメントの被害にあったりして、子供を産みたくないと公言しにくいのも事実。
そんな悩める女性たちに、子供を産まない選択をした著名人の先輩たちの決断の決め手や現在の後悔の有無などを紹介したいと思います。
この記事を読むとわかること
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- 10人の著名人たちの子供を産まない選択をした理由と今の気持ち
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子供を産まない選択をした著名人10人とその理由
子どもを持たず、現役で活躍する著名人はたくさんいます。
子どもを産まない理由は、自分の意思と健康上の理由などでやむをえずという場合など様々。
デリケートな話題のためあまり多くを語らない、明らかにされていない部分が多いですが、なかには自分の意思を語った著名人もいます。
おしどり夫婦として知られる著名人のなかで、子どもを産まない選択をした10名の女性を見てみましょう。
山口智子
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子どもを産まないことについて、多くの人の心を動かした女性の一人です。
1986年に東レキャンペーンガールとしてデビューし、1988年にはNHKの連続テレビ小説「純ちゃんの応援歌」のヒロインに抜擢。この作品で共演した唐沢寿明さんと1995年に結婚し、おしどり夫婦として知られています。
これまで繊細であまり触れられることのなかった、子どもを持たないことについて、赤裸々な想いを明かしたことでも有名。
講談社「FRaU」2016年3月号のロングインタビューでは、このような事を語っています。
私はずっと、子供を産んで育てる人生ではない、別の人生を望んでいました。今でも、一片の後悔もないです。人それぞれ、いろんな選択があっていいはず。
でも私は、自分の選択に微塵の後悔もないです。夫としっかり向き合って、二人の関係を築いていく人生は、本当に幸せです
この発言は、女性が「子どもを産んで当たり前」という価値観を持っている人や、子どもを持たない選択をして生きにくさを感じている人などに、大きなインパクトを与えます。
子どもを産んで育てている女性にとってもそれは同じ。
「今、当たり前のように子育てをしているけど、もしかすると子どもを持たないことでもう一つの輝ける人生があったのではないか」と、考えさせる出来事でした。
今、彼女は、女優としての活動を続け、夫とは毎年スペイン旅行を楽しみながら、同じベッドで手をつないで眠るという日々を送っています。
子どものいない芸能人は多いですが、かつてここまで赤裸々に「子どもを持たない選択をした」と堂々と語る女優さんはいなかったのではないでしょうか。
彼女は、何となく息苦しさや背徳感さえ感じている、自分の意思で子どもを持たない女性の強い支えにとなっています。
下重暁子
出典:日刊ゲンダイ
著書「わたしが子どもを持たない理由」(2017/5/22 かんき出版)で、子どもを産まない選択をした人生や、その考えについて明らかにしています。
カバーには、子どもを持たないということに対して様々な意見をもつ人が、ハッとする言葉が記されています。
子どもを産むことは、義務でも務めでもない。一つの選択肢だ。
彼女が生まれたのは1936年。今よりも、もっと女性の生き方に関する価値観や選択肢が狭まっていた時代ではないでしょうか。
早稲田大学を卒業し、NHKにアナウンサーとして入局、その後フリーアナウンサーとして活躍して執筆活動を始めるという、華やかな経歴の持ち主です。
テレビ業界で働いていた男性と結婚しましたが、子どもを持たない選択をし、作家活動を精力的に続けます。
日本ペンクラブ副会長や日本旅行作家協会会長なども兼任しています。
多様な生き方が受け入れられつつある現代でも、女性が子どもを産まないことについて疑問を感じる人が多いのに、もっと昔にこの問題に触れ、考えてきた時代の先をゆく人といった印象がありますね。
池波志乃
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中尾彬さんの妻で、芸能界いちのおしどり夫婦として知られていますね。
彼女は、夫ともに、かつて週刊誌のインタビューで子どもを持たない選択をした背景について語っています。
女優として活躍するなか、当時23歳で電撃婚をした池波志乃さん。当時、中尾彬さんは他の女性との離婚をすすめていて、池波さんと結婚した時には慰謝料や養育費を支払う必要があったそう。
そんななか、池波さんは子宮外妊娠をします。
今後、子どもをもつことは可能だと言われるも、仕事に追われ多忙を極めるなか、子どもをもうけることはあまり考えられなかった状況だったそう。
そうしているうちに、夫婦二人で暮らす生活が自然とできあがり、そのまま今に至っていると語りました。
結婚して40年を経過した今でも、二人の仲の良さや活躍はメディアを通して感じることができますよね。
この夫婦のように、「子どもを持たなきゃいけない」という価値観を持たなければ、心が軽くなるのではないでしょうか。
[参考記事]女性自身
草刈民代
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バレエダンサーとしてデビューし、1990年の大ヒット映画「Shall we ダンス?」で知られる草刈民代さん。この作品で監督を務めた周防正行さんと、映画の公開後まもなく結婚しました。
結婚当時、彼女は31歳。結婚してからもバレエにほとんどの時間を費やし、2009年まで現役のバレエダンサーとして舞台に立ち続けます。その後は、女優として数々の作品やバラエティ番組への出演などで活躍。
草刈さんのような生き方をみると、女性は結婚をしても仕事で一線に立ち続けることができるんだと感じますね。
もちろん、旦那さんの理解あってのこと。夫婦がお互いに自分のやりたいことや子どもをもつことについて理解しあえれば、子どもがいない人生を後悔なく生きることができるような気がしますね。
吉永小百合
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誰もが知る名女優、吉永小百合さん。
プライベートについてはあまり知る機会がないかもしれませんが、吉永さんが28歳の頃、当時ディレクターをしていた岡田太郎さんと結婚しています。
吉永さんの家庭環境は複雑な部分もあったようで、15歳も年上の男性との結婚に周囲は反対し、結婚式もとても小規模なジミ婚だったといいます。
子どもを持たない選択をしたのか、それとも恵まれなかったのかについて発言した記録は見つかりませんでしたが、紫綬褒章を受章した女優の代表とも言える彼女の生き方に憧れる人も多いのではないでしょうか。
平子理沙
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モデルとして活躍しつづける平子理沙さん、実年齢よりもはるかに若く見える美貌で常に注目を集めていますよね。
彼女は、1997年に俳優の吉田栄作さんと結婚しましたが、18年間の結婚生活にピリオドをうちました。
この離婚を発表したタイミングで、自身のSNSを通じて様々な想いを語っています。
仕事と子育てとの両立は出来ないと思い、わたしたち夫婦は子供を作らない選択をしました。
子どもをもたない理由は、子どもが嫌いということや、体型が崩れる恐れを気にしているというわけではなく、モデル等の仕事に集中するためだとはっきり明言していることから、子どもがいないのは自分や当時の夫と話し合った結果だということがわかります。
離婚後、現在もなおその美貌をキープし、雑誌等で活躍されている様子が伝わってきます。
美容やファッションセンスだけでなく、子どもをもたないと決めた人生の決断についても、もっと注目が集まって良いのではないでしょうか。
安野モヨコ
「さくらん」や「働きマン」、「ハッピーマニア」など、多くのヒット作をうみだす漫画家ですね。
女性が憧れる、美しく繊細なキャラクター描写や、個性際立つ登場人物などが特徴的で、多くの人の心をつかんでいます。
安野さんは、2002年に映画監督の庵野秀明さんと結婚しました。結婚後も漫画家として活躍していましたが、2008年には病気のため休業宣言をします。
そんな辛い時期を支えたのが、夫の庵野さんだったと言われています。
子どもをもたない理由について明らかにされていませんが、もしかすると病気の治療やハードワークという背景によって子どもをもたない選択をしたのかもしれませんね。
いずれにしても、辛い時期を夫婦で乗り越えた安野夫婦。
子どもをもたないことに不安を感じる人のなかには、「夫婦ふたりでずっと生活するのが不安」という意見もありますが、夫婦二人で幸せな家庭をつくることもできると背中を押してくれそうですね。
杉本彩
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数々のテレビ番組で活躍中の杉本彩さん。
妖艶でラテン系のイメージが強い彼女ですが、かなり複雑な家庭環境で育ってきたようです。
10代でセクシー系タレントとしてデビューし、経済的に実家を支えることもあったそう。
そんな彼女は二度の結婚を経験しています。
つまり、現在の夫は再婚相手。元夫との離婚理由の一つには、実母が元夫の悪口を言いふらすなどもあったようで、これまでの納得のいかない実母の言動にしびれをきらし、絶縁したことでも知られています。
再婚したのは2011年のことで、ビジネスパートナーとしてもお互いに支えあっている関係だそう。
子どもをもつことについて多くを語っていませんが、現在は芸能活動の傍ら、動物愛護にも積極的に力を注いでいます。
吉田美和
出典:Yahoo!チケット
DREAMS COME TRUEのボーカルとして、あまりにも有名な吉田美和さん。アラフィフを迎えた現在、結婚はしているものの子どもはいません。
吉田さんは、2004年に事実婚という形で一度結婚しています。
しかし、わずか3年後、病気により夫が若くして亡くなり、深い悲しみのなかにあったそう。現在の夫とは、2012年に結婚し、19歳の年の差婚でも注目を集めました。
事実婚をした2004年の段階で、当時吉田さんは42歳。子どもをもつことについての言及はありませんでした。
子どもがいないのは、シンガーとしての人生を全うしてきた自然な結果かもしれませんね。
川原亜矢子
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東洋人として初めてシャネルコレクションに登場した快挙をもつことで知られています。
日本を代表するモデルとして、海外で活動したのち、1998年に帰国。その後は、モデルの仕事に限らず、女優やエッセイストなど、仕事の幅を広げています。
そんな川原さんが結婚したのが、2012年のこと。
お相手は、当時プロデューサーだった関口大輔さん。子どもを持つかどうかには触れられていませんが、この時点で、川原さんは41歳でしたので、子どもをもたない選択をしたうえで結婚したのかもしれません。
川原さんが、子どもが欲しいと願っていたかどうかはわかりません。
しかし、川原さんのように第一線で仕事をしたいと考える女性にとっては、結婚のタイミングについても広い視野で考え直すことができるのではないでしょうか。
子供を産まない選択が女性の幸せになる時代
これまで子供を産まない選択をした10人の著名人を紹介しましたが、彼女たちの共通点は子供を産まない選択をしたことに後悔がないこと。
でも、彼女たちは女優であったりモデルであったり文筆家だったりと、一線で活躍する人たちであり、その考えはプロフェッショナルとして研ぎ澄まされているゆえに、一般人ではあまりマネできないように映ってしまうことも。
「彼女たちだから、おもいきり決断できたんだろうなぁ」
と考えがちですよね。
ただ、彼女たちも葛藤があったはず。でも、産まない決断に至り、それを後悔していないのはひとえに支えてくれる夫の存在が大きかったのでしょう。
子供を産まないことに対して夫が寄り添い、同意し、支えているからこそ、彼女たちも輝いているのだと思います。
それこそ、「理解し、励ましてくれる夫の存在」がいるのが彼女たちの真の共通点だったりするのです。
今現在、結婚していて、子供を産まない選択について悩んでいる方は夫と真剣にもう一度話し合ってみてください。もし折り合いがつかないのであれば、離婚というのもひとつの選択肢かも知れません。
現在は未婚で、結婚後は子供を産まないと考えている女性は、その決断を支えてくれる男性を見つけることが1番重要。
著名人の彼女たちはなにも1人で決断したわけではありません。葛藤があり、悩み、時には泣き崩れることもあったと思います。
でも、パートナーの存在があって初めて、決断できたわけです。
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子供を産まない選択のまとめ
子供を産まない選択をした著名人たちの生き様とその理由はかなりシンプルであり、力強いメッセージがこもっていたと思います。
仕事ややりたいことを最優先したり、夫との生活を楽しむためだったり。
それぞれの思いから産まない決断をするのは葛藤があったと思いますが、パートナーの支えもあり、後悔していない姿は尊敬しちゃいますよね。
今は子供を産むことだけが女性の幸せではありません。
周りからはとやかく言われることがあると思いますが、今一度、自分の思いに素直になって考えてみてください。
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